対人スキル
- 2021/11/26
- お知らせ
鹿本学園の小学部進路指導というYouTube動画を見ました。
その中に、「対人スキル」の説明がありました。
対人スキルとは、
■あいさつ(コミュケーション)
■感情コントロール
■「ありがとう」「ごめんなさい」が言える
■誰の話しでも聞くことができる
■話しを聞く、質問する、お願いする、頼まれる、断る
当たり前の事のようですが、通所されているお子さんには
これらに対し、配慮やサポートを必要とすることがあります。
あんずには、特別支援学校、普通級、支援級のお子さんが
混在しており、言葉によって説明のできるお子さんが、
出来ないお子さんを引っ張ってくれ、相手が分からないと更に言葉を選び、
ジェスチャーも交えて伝えようとする姿が多く見られます。
子どもだけで遊び、楽しんでいる時には、大人は極力見守り、
言葉や表現が足りていない時には、必要な言葉・適切な態度のヒントを与えます。
語彙の習得に、名詞・動詞等の言葉のカードや挨拶当番も取り入れています。
ご利用初期は恥ずかしがっていても、慣れてくると積極的に指揮をとり、
話せないお子さんも指導員が寄り添いながら、ゆっくり挨拶の音頭をとっています。
児童発達支援からご利用されているお子さん達が、高学年となり、
遊び方が変わってきました。
カードゲームなどの持ち込みは禁止していましたが、自己責任を学ぶという
意味において、自己管理のもと、高学年のみ持ち込みを許可しました。
すると、低学年を誘い、ルールを分かってもらおうと、これまで以上に思考を
働かせているようです。
子ども同士の遊びの中で、対人スキルを向上させることは、刺激になり、
発達に良い影響を与えますね。