お知らせ

身体を動かそう

江戸川の建物1階の整骨院さんが3月に閉店となり、

店舗前の駐車スペースが空いていることから、

そこをお借りして、縄跳びに挑戦しています。

 

元々は、昨年の緊急事態宣言中に、

宿題として縄跳びが課題だったお子さんが多かった事から、整骨院さんの定休日に、

週1だけ実施しているものでした。それを現在は、毎日行っています。

 

やりたい子、運動した方が良いと思われるお子さんに声をかけ、

強制的にはならないようにしています。強制すると嫌いになってしまいますからね。

 

雨天や日差しが強い時は、屋根のある小さなスペースにてマンツーマン、

天気の良い日は、数人で広いスペースで取り組むといった感じです。

 

ASDのお子さんは、ジャンプが好きな子が多いですから、楽しみにしている様子です。

 

普通級のお子さんの中には、上手く跳べないコンプレックスから、

やらなくなってしまったお子さん、他の事に時間を使いたいからと拒否する

お子さんもいました。

 

しかし、縄跳びから帰ってきたお友達が、スッキリした顔で

「今日は何回跳べたよ」と玄関を開けると、みんな注目。

釣られて、「僕もやりたい」との声が聞かれるようになりました。

 

上達してきた事を自分で認識し始めると、意欲もわいてきます。

縄跳び中は、外から笑い声が聞こえてきて、興味がわくお子さんもおり、

相乗効果となっています。

 

大縄跳びをしたいというグループも現れ、指導員一同、新店舗の

オープンが無いと良いなと考えてしまいます(苦笑)

 

未就学のお子さんも、年長さんには、縄跳びの時間を設けています。

楽しんで取り組んではいるものの、上手く行かないと0か1かの

スイッチが入ってしまい、0と判断して、必要以上に落ち込み、

号泣する態度が、特性として見られます。

小学校の集団活動に向けて、経験を積んでいく必要性を感じます。

 

コロナ禍の昨今、外で体を動かす機会が減っており、大人も子どもも体力が

落ちています。

特に、療育が必要となるお子さんは、徒歩すら少ない状況ではないでしょうか。

 

あんずでは、室内と屋外、両方を活用しながら、安全に療育しています。

充分に体を動かしたお子さん程、座っての取り組みがスムーズです。

 

子どもは、本来、じっとしてはいられない生き物です。

なんでも、ダメ、ダメ、うるさい、と言う前に、子どもらしく居られる時間も

設けてあげて、向き合っていきたいですね。

 

とは言え、住宅事情や家族構成などから、ご家庭では難しい場面があるかもしれませんね。

あんずにお子さんが居る時間帯は、保護者様はレスパイト(*)として、

ご自分の心身の健康を保てますよう、ご自愛ください。

 

大人もたまには、縄跳びを(^^

 

 

*レスパイトとは「小休止」「息抜き」という意味。

レスパイトケアとして、介護業界で使われる。

介護者(保護者)が休息できる事で、家庭内での健全な介護(育児)が行える。

 

宿泊型のレスパイトは、ショートステイあんずへ(短期入所)

葛飾区にございます。

空き状況は、直接お問い合わせください

電話 03-5876-4133     


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